琉球古武道



700年以上続く、琉球古武道とは?

   琉球古武道とは、棒、釵、ヌンチャクやトンファーなどを使って型を修練する、沖縄古来の武器術です。          これらの武器は、もともとは日用品や農耕具などに由来しますが、先人達の工夫と努力によって、
攻防が一体した実践的な武器となっています。
 
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琉球古武道の第一人者「平信賢」

久米島町仲里町にて生まれ、1920年代20代で本土へ移居。

大正11年1922年空手を富名腰義珍師に師事した後は、
昭和4年1929年屋比久孟伝師より琉球古武術の指導を受けます。

30代で東京は明正塾、群馬県は伊香保を拠点にして精武に励み、職にも携わり、
昭和15年1940年沖縄に帰郷、琉球古武道保存振興会を設立し会長に就任。

一生を古武道の研究・普及・発展に尽力し、沖縄に伝わる42種類の型を保持し、
後輩に遺しています。

1970年(昭和45年)9月1日、那覇市神原の自宅にて73年の武道一筋の生涯を
全うしました。
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What's 琉球古武道?動画

琉球古武道の武具



沖縄の棒の起源は、色々あり農具のかつぎ棒説、槍、また中国の棒説等があるが定かではない。しかし現在伝わっている多くの形名が沖縄の人名や土地の名で残っている事から、技の体系は琉球の人の手によって編みだされたものと考えられる。中国の棒との大きな違いは、中国の棒が細くしなる棒(皮膚を切り裂く)であるのに対し、沖縄の棒は固く太い棒(骨を砕く)であることが挙げられる。
ヌンチャク
この武器の由来にも諸々の説があるが、その一つに馬につけるムーゲー(くちわ)が、有力な説として挙げられる。ヌンチャク は、理不尽な暴力や多人数の暴漢に対してその相手の攻撃力を弱め、沈静化するのが本来の目的であり、自ら攻撃的に使用するものではないとされる。そのため、ヌンチャクの形は常に受けから始まる。
トンファー
短い棒に取っ手がつき、カタカナの「ト」のような形をした武器。棒やヌンチャク等と比較しある程度の鍛錬が、必要とされるが、振り廻す、突く、払う、等の多彩な動きで攻撃と防御のバリエーションが豊富で実用的なため、世界各国の警察組織で正式採用されている。この武器も起源には諸説あり、石臼の取っ手説、農業耕作用のヘラ説、等があります。


鉄甲
鉄甲は、もともとは農耕用に使われている馬蹄だったもの。拳に付ければ空手の拳技がそのまま使えるため、習得が早く、効果的な武器として重宝された。馬蹄に角(スパイク)が付いた形をしているが、練習においては怪我を避けるため、先を丸くしたものを用いる。
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二丁鎌
農具の鎌がそのまま武器として使われているもの。琉球の古武道具は、昔の農業器具と関連性があるものが多く、 そのものが改良されずに使用されている鎌は、典型的なものであるといえる。刃物を使っているだけに実践的だが危険性も高く、これを練習するのは高段者に限られる。
ティンベー
ティンベー術は、ティンベー(=盾)とローチン(=矛)を持って一対となる。盾は、かつては竹や皮、亀の甲羅等で作られていたようだが、最近は、軽合金や木製など多様な材質が使われている。矛はローチンと呼ばれる小刀を用いるが、青竜刀を使う場合もある。

カイ
小舟を漕ぐ櫂。漁師が使っていたものがそのまま利用されたものであり、これもまた沖縄らしい武器と言える。相手に砂を 掛けて目潰しをして攻撃する動作等、形では砂浜での戦いが想定されている。
サイ
サイは、インド~中国を経て琉球に入って発達をとげた武具で、昔は仏具の一つだった。琉球のサイは、世界の武術のように相手を刺殺するのではなく、危害を加えずに取り押さえるのが目的であるから、古式のサイは先が球状になっている。
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絶景の中での、琉球古武道体験

道場を飛び出して、美しい景色を見ながら
風を体中で感じることのできる場所で、体験することも可能です。

女性でも安心して、ご体験頂けます。

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外国人の方にも人気です♪

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琉球古武道体験

  • 座学
  • 武道体験
  • 写真撮影
  • 道着貸与
  • おすすめ
琉球古武道の歴史や武具などを学ぶ座学30分
絶景スポットでの武道体験60分
道着貸与&写真撮影

以上のものが全てついてお1人様(2名様以上)

  • 料金
  • 7,000円
  • (税込)

ご予約・お問い合わせ
久米島町文化協会